うずらの卵の孵化 有吉弘行のダレトク!?でも話題に!
2018/03/18
有吉さんがMCを務めるバラエティ番組[ダレトク?!]で、スーパーのうずらの卵からヒナがかえる?という噂を検証しました。果たして、噂は[デマ]なのか?それとも?番組内容をまとめてみました^^
この時、他社の番組でもいろいろと同じ話題でうずらの卵がとりあげられて、ちょっとした「うずら孵化ブーム」のような流行がきてました。
しかし、生き物ですし、孵化しなかったら卵が勿体ないですよね?なので、今回は孵化率が上がる方法、孵化をさせる際の注意点などまとめてみました!!
(画像引用元)https://goo.gl/e4WvV5
スーパーのうずらの卵からヒナがかえる?
スーパーで売られているうずらの卵と言えば、基本的に全て無精卵であり、ヒナが生まれる有精卵は混ざっていないのです。
噂はデマなのか?番組が情報を求めるために訪れたのは、愛知県豊橋市にある、うずらの飼育や卵、肉の販売などを行うことで有名な東海有機さん。
(画像引用元)https://goo.gl/6qMtzc
ちなみに豊橋市といえば、日本で唯一 うずら農協(豊橋養鶉農業協同組合)があるほど、うずらに熱い街です。
東海有機さんで得た情報によると、「うずらは雄と雌の判別が難しいため、時々メスだけの養鶉場にオスが混じってしまうことがある」とのことです。
そして、その理由から「時々スーパーの卵にも有精卵が混ざることがあり、温めるとヒナが孵る可能性がある」ということでした。果たして真相は?
100個に一個の確率
東海有機さんの話によれば、「スーパーの卵の中に有精卵が混じる可能性は1%」とのこと。つまり100個に一個は有精卵の可能性があるというわけです。
番組が真相を確かめるべく卵を買いに訪れたのは、江東区亀戸にあるサンケイスーパー(2016年11月に閉店)
(画像引用元)https://goo.gl/G9JgXe
番組では、こちらのスーパーで、うずらの卵を120個購入しました。
自動孵化器で温める
120個のうずらの卵は、番組の出演者宅で孵化を試み、自動孵化器で温められました。自動孵化器とは、卵を一定の温度で温め続けてくれる機械のことで、卵を入れると温度管理や湿度管理を自動で行ってくれる優れものです。
番組で使用された孵化器は、自動転卵装置もついていたようですね。ちなみに、番組で使用された孵化器とは異なりますが、こちらの自動孵化器も自動転卵装置がついていて有精卵付きとお得^^
温度管理や湿度管理を難しく感じる方や転卵するのを忘れそうで心配!という方にはお勧めです。
噂の検証結果
12月8日から調査を開始し、120個のうずら卵を自動孵化器で17日間温め続けた結果、12月25日に見事一羽のヒナが生まれました。
というわけで、[スーパーのうずらの卵からヒナがかえる]ということが判明しました(^_^)
むやみに孵化させないで
この番組をご覧になって「自分もやってみたい」と感じた方は多いのではないでしょうか。しかし、これは検証番組であり、むやみにマネをするべきではありません。
現に、番組で使用された孵化器の販売店の店主も「番組はあくまで検証で あれを推奨することはできません。」とコメントしています。
実際、スーパーで購入した卵を[数打ちゃ当たる]で孵化させる行為は、卵が勿体ないうえに、どれだけの卵が孵化するのか予想がつきませんよね。
もし、一度にたくさんヒナが生まれてしまっても、きちんと育てられますか?うずらの卵を孵化させる時は、初めから孵化用の有精卵を購入されることをお勧めします。
大事な命です。よーーく考えて、うずらの生態などもきちんと調べたうえで孵化させて下さいね。
まとめ
ということで、最後にこの記事のポイントのまとめです☆
1.スーパーで売られているうずらの卵は基本的に全て無精卵である。
2.うずらにアツい街、豊橋市
3.スーパーにて有精卵が混ざるのは1/100個の確率!!
スーパーの卵からうずらが孵る可能性があると分かったら、試したくなりますよね。でも、孵化は遊び心や興味本位で行うものではありません。せっかく食用として売られている卵を無駄にして行うことでもありません。
「うずらを飼いたい」のか「ただ孵化をさせてみたいだけ」なのか、今一度考えてみて下さいね。「本気で育てたい!」と思ったらこちらの記事を参考。安全に確実に無駄なく挑戦してみてくださいね。