うずらの卵を孵化させる アンカで孵化は可能なの?
2018/02/19
これからうずらの孵化に挑戦される皆さんは、自動孵化器を使う予定ですか?
それとも自作の孵化器ですか?
自作の孵化器を作る際、保温器具に電気アンカを選ぶ方も多いようですね。
今回は、電気アンカでの孵化器作りについてまとめてみました。
皆様の孵化器作りのご参考になれば幸いです!
(画像引用元)http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_d...
電気アンカとは
そもそも[アンカ]とは何でしょう?
アンカ(行火)とは、布団などに入れて手足を温めるための暖房器具のことです。
昔は熱源として木炭などが使われていましたが、現代ではアンカ=電気アンカのことを指す場合がほとんどです。
地方によっては、アンカのことを、こたつ、おコタと表現されることがあるようですね!
(画像引用元)http://item.rakuten.co.jp/e-kurashi/xw241
電気アンカで孵化は可能?
電気アンカでの孵化と言えば、スーパーで購入したうずらの卵を孵したことで話題になった中学生も、孵化をさせる際は電気あんかを使用したそうです。
夏休みの自由研究のためにと、あえて自動孵化器ではなく、アンカでの孵化を試みたとのこと!
何度も失敗を重ねた末、ご家族の協力もあって結果的に2羽の孵化に成功しました。
(画像引用元)http://fundo.jp/103617
しかし、一般的に電気アンカでの孵化は素人には難しいと言われています。
うずらを孵化させる際に必要な温度は、37.5度~37.8度。湿度は50~70%と言われており、孵化するまでの17日間一定の温湿度を保つ必要があります。
あんかでの孵化はこれが非常に難しく、特に温度の上がり過ぎや下がり過ぎが原因で孵化に失敗するパターンが多いようです。
電気あんかを使用しての孵化に温湿度計は必須です。温度管理にサーモスタットを使用する方も多いようですね。
卵を温める前に電気アンカの温度を必ず計測しておきましょう!
また、孵化させる時期も暖かい季節の方が温度管理もしやすくなりますよ。
温度管理や湿度管理に自信のない方は、自動孵化器をお勧めします。
温度湿度管理を自動で行ってくれるので安心です。また、大変な転卵作業も自動転卵装置を使えば楽ちんです。
中学生の子の言う通り、電気アンカでの孵化は勉強になりますが、孵化率はこちらの方が上がりますよ^^
湯たんぽでも孵化は可能?
布団の中に入れて足を温める物と言えば、電気アンカの他に湯たんぽがありますね。
湯たんぽは、電気を使わないことから乾燥しにくいという点で重宝する女性も多いと聞きます。
しかし、温度が持続しないため、残念ながら湯たんぽでうずらを孵化をさせることは出来ないようです。
(画像引用元)https://middle-edge.jp/articles/VaX7q
電気アンカを使った孵化器作り お勧め記事
電気アンカを使った孵化器の作り方は、ネットなどを検索すると様々な物がありますが、その中でも、とても丁寧で分かりやすく書かれているのが、わたしはこうやってスーパーのうずらの卵を孵化させた1/2と、りとひこのブログです。
お二人ともそれぞれ孵化に成功されていますよ。
孵化器の材料や作り方の他、注意点などもきちんと書かれているのでとても参考になります。宜しければ是非ご覧下さい。
しかし、孵化器を作る自信のない方は、先ほどご紹介したうずらの有精卵・小型自動孵卵器・餌 3点セットを使って上手に孵化をさせて下さいね。
まとめ
電気アンカを使った自作孵化器でうずらの孵化に挑戦する際は、温度湿度管理もですが、転卵作業も大変になりますね。
一日最低4回は転卵が必要になるため、外出や睡眠などに影響が出る可能性が高く、家族の助けが必要になります。
可愛いうずらちゃんが生まれてくるように家族みんなで協力できると良いですね^^