うずらの卵 孵化までの日数 温度によって孵化日数が変わる?
2018/04/09
うずらの卵を孵化器に入れてから孵化するまで、楽しみと不安でいっぱいの毎日だと思います。予定日に生まれてこないと心配になってしまいますが、温度によって孵化日数も変わりますよ。今回は、うずらの孵化日数や、孵化までにすることなどをまとめてみました!!
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孵化までにかかる日数ってどれくらい?
うずらはだいたい17日間で孵化しますが、温度、湿度の影響や、個体差によって孵化日数も変わります。うずらの孵化に最適な温度は37.5度~37.8度であり、適温より高ければ早く孵化し、反対に低い場合は孵化する日数も伸び、最長で4日ほど伸びることもあるようです。
また、孵化器は外気の温度にも非常に左右されるため、冬など気温が低い時期は孵化器内の温度を一定に保つのが難しくなり、孵化日数が伸びやすくなります。
孵化率を上げるためには、室温20度以上の場所に孵化器を置くことと、孵化器内の温度を37・5度、湿度を50%に保つことが大切です。
この条件を守っていれば、17日前後で生まれてくると思っても良いでしょう。ただし、必ず生まれてくるという訳ではないです。そんな手間を乗り越えて、早く可愛いヒナに会いたいですね☆
うずらを孵化させるベストシーズンは?
うずらの孵化器をきちんと用意した。有精卵も手に入れた。だけど、30個中29羽孵化成功する方もいれば、30個中1羽しか孵らない方もいます。これは何ででしょう?
原因は無精卵も混じっている、寒さ、寒さを凌ぐダメのヒヨコ電球の近くのタオルにからまり、干からびるなどなど・・・いろいろあります。
孵化に良い季節(ベストシーズン)は5月6月7月(春夏)
これだけで確率はかなり上がります。寒さのために落鳥、寒さ対策のために落鳥という要因が減るからです。ぜひ参考にしてくださいね。
検卵が可能になる時期は?
検卵は無精卵と有精卵を判別するために行うものです。検卵によって無精卵を取り除くことで、卵の腐敗や、卵が爆発した際の他の卵への害を未然に防ぐという効果があります。
孵化器に入れて、早ければ4日目には検卵が可能だと言われていますが、判別つかない場合も多いようですね。上手に扱わないと卵を冷やしてしまう恐れもある事から、検卵を行う場合は、確実に判別のつく10日目以降に行うことをお勧めします。
検卵は、すればするほど孵化率を下げる行為であり、どうしても必要な作業ではありません。上手に出来る自信のない方は、検卵せずに温め続けておいた方が安全ですよ。
転卵をやめる時期は?
転卵は、卵の内側で胚(うずらのヒナ)と卵の殻がくっついてしまうのを防ぐために行います。理想は一時間に一回。少なくとも一日4回は転卵を行って下さい。転卵は、孵化予定日の3日前に止めて下さい。
「卵を90度に転がしてね!」
画像引用元:https://matome.naver.jp/odai/2142136660081119701
孵化2日前までに保育器の準備
孵化してから数時間後、羽が乾いたら保育器(ヒナが暫く過ごす場所)に移しましょう。保育器といっても身体が冷えないように温めてあげる場所。最初は簡素なものでもOKです。
雛が入るくらいの発砲スチロールの空き箱やダンボールの中に布や温めるヒータをいれるのも有りです。保温重視のこともあるので、密封性があるものが良いかと思いますよ☆
孵化後の温度管理も非常に重要になるため、生まれてから慌てないために、事前に準備をしておきましょう。保育器内の温度は37度を保てるよう工夫し、エサやえさ入れ、水入れなども準備しておいて下さい。
余談ですが、私は小さい頃は学校の帰りにヒヨコ売りのおじさんがたまにいました。親に内緒で自分の部屋に持ち込みました^^;当時小学低学年だったかな・・・知識がなく、タオルとかでくるんで温めてあげたのですが、1日で・・・天に逝ってしまいとても悲しかったです(TーT)
わたしのようにならないように、可愛いヒナたちを守る準備をしてくださいね☆
画像引用元:http://takakis.la.coocan.jp/uzura-huka02.htm
まとめ
ということで、最後にこの記事のポイントを簡単にまとめていきますね☆
1.孵化日数は平均で17日。温度調整によって4日前後伸びたり、縮む。
2.究極を言えば、検卵は自信がないならしないほうがイイ。
3.転卵をやめる時期は卵を温めてから14日前後が目安。
4.孵化に成功した後のことを考えて、先に保育器を用意しておこう。
孵化まで待ち遠しいですね!エサの準備や保育器の準備など何かと忙しくなりますが、新しい家族の誕生にワクワクしているのではないでしょうか^^
孵化してから数日後が一番死亡率が高くなりますので、温度管理には十分気を付けてあげて下さい。それでは、元気いっぱいのヒナが誕生しますように!
うずらの卵は孵化後も孵化前も温度管理がとても大切です。温度管理に自信がない方は、他の記事でも紹介してますが、入手が難しい有精卵も一緒についてくるキットを用意しておくというのも選択肢の一つとしてありです。その他、おすすめグッズも紹介しております♪
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