うずらの卵を孵化させる方法と注意点
2018/03/03
うずらの卵を孵化させるにはまず何をしたら良いのでしょうか?
有精卵はどこで購入するのか、孵化器は自作の物か市販の物かどちらが良いのか、転卵作業はどの位の頻度で行うのか、などなど、孵化をさせる際に悩む方も少なくないと思われます。
今回は、始めてうずらの孵化にチャレンジする方に向けて、孵化の方法を大まかにまとめてみました。宜しければぜひご覧下さいね~^^
(画像引用元)http://denshikousaku.net/homemade-incubator-part3
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まずはうずらの有精卵を用意しましょう♪
孵化をさせるためには、うずらの有精卵(受精卵)を用意しましょう。有精卵は主にネットなどで販売されており、中には一個100円前後で購入することが出来ます。
うずらの有精卵を孵化させて育てるというコアなうずらファンがけっこういらっしゃるようで、人気のお店は売り切れる場合があるようですね。
詳しくは、当ブログの記事でも紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
次にうずらの孵化器を用意しましょう!
うずらの卵を温めて孵化させるには一定の温度・湿度調節、転卵などができる孵化器を用意しましょう。
孵化器は自作の物と市販の物があります。
自作の孵化器を作る場合は、発砲スチロールや温度計、湿度計など、どんな物が必要になるのか、など他の記事でも紹介してますが、細かいところは実際に孵化器を作った人のブログなども合わせて参考にして、卵にとって居心地の良い場所を作ってあげて下さいね。
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市販の孵化器は色々な物が売られていますが、単品で揃えるよりもセットで用意するのがお得です。温度管理や卵の転卵作業などを自動で行ってくれるため、自分で苦労してやるよりも孵化率は高いです。
温度管理が難しい、転卵作業が出来ないという方には自動孵化器をお勧めします。見張らなくてもいいので、寝不足対策にも(笑)
うずらの孵化に必要な温度と湿度を知っておこう!
孵化器内の温度は37・5℃~37.8℃、湿度は50%~70%が理想です。孵卵器は室温の影響を受けやすく、孵化率にも関わってくるため注意が必要です。時と場合によっては設定の温度まで上がらない時がありますが、孵化器全体を布でくるんだりなどをして上手く調整してみてくださいね。
室温20℃~25℃位で、なるべく湿度が低めの場所で孵化器をご使用下さい。冬より夏の方が温度管理をしやすく、孵化をさせやすいと言われますが、梅雨から夏にかけては湿度が高くなり過ぎないように注意が必要です。
うずらの孵化日数は17日ですが、温度が高ければ予定日より約1~2日早く生まれます。また、温度が低い場合は予定日より約1~3日ほど遅れて生まれてきますよ。
(画像引用元)https://matome.naver.jp/odai/2134975682134918201
うずらの卵の転卵作業って何?
転卵は、孵化をさせるために必要な作業です。転卵とは文字通り卵を転がすことですね。卵黄が殻の内側に張り付いてしまうのを防ぐ目的で行います。
転卵角度は90度とし、一時間に一回の転卵を行う事が理想とされています。(最低でも一日4回は必要)通常、孵化予定日の2~3日前まで転卵を行いますが、市販の孵化器を使用する場合は、この作業は機械が自動的に行います。
コアなファンは自作で孵化器も転卵装置も作ってしまいますが、働いていて時間がない、不器用な初心者の方は市販の孵化器で安全に安心して孵化させるのもありですね♪
うずらの有精卵を保存する際の注意点!
これはいろいろと諸説ありますが、有精卵を保存する際は、温度15℃~20℃、湿度60~70%程が保てる環境がよいとされています。産卵から2週間以上経過してしまうと孵化率が下がってしまうので、保存する際は日数に気を付けて下さいね。
また、卵が冷えてしまうので、卵の洗浄や冷蔵庫での保存は止めましょう。(汚れは軽く拭き取る程度にして下さい)ただそれでも、孵化に成功したという情報もあります。冷蔵庫の野菜室などがよりベターでしょう。
季節的には秋~冬にかけての気温がちょうど良いです。あくまでも参考程度ですが。
孵化用の卵は、産卵後一週間以内が一番良い状態と言われていますので、孵化させるなら、なるべく早いほうが良いかもしれませんね。
(画像引用元)https://matome.naver.jp/odai/2142136660081119701
うずらを孵化させる方法のまとめ!
ということで、最後にこの記事のポイントをまとめて終わることにしますね☆
1.まずは有精卵を手にいれよう!
2.次に孵化器を用意しよう!
3.転卵作業も1日4回やろう!!
4.必要な温度、湿度、生まれる時期を簡単に知っておこう!
この1~3項目の条件をクリアするうずらの3点セットが意外とお得です。孵化をさせる際は、自動孵化器を用意すれば、孵化率も上がって可愛いヒナに会えますよー♪おすすめの孵化器も紹介しているので参考にしてみてくださいね。
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短いようで長くもある17日間。きっとドキドキの毎日ですね。卵のちょっとした変化に感動したり不安になったりと、まさに我が子が生まれてくるような心境になることでしょう^^どうか、皆様の卵が元気いっぱいのヒナに育ちますように!