うずらを卵から飼育しよう! どんな卵を選べば良い?
2018/04/09
うずらと言えば、卵がとっても美味しいことで有名ですが、ペットとしても有名ですよね。うずらは、江戸時代には人間に飼育されていたと言われており、実は愛玩動物としての歴史も長かったりします。
何となくニワトリの陰に隠れがちな存在のうずらですが(笑)ヒヨコに負けないくらいうずらのヒナもふわふわで可愛いくて、ファンも多いのですよ。
そんな可愛いうずらを「卵から育ててみたい!」「生まれる瞬間を見てみたい!」という願望を抱く方も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、孵化初チャレンジの方に向け、うずらのヒナをかえすにはどのような卵を選べば良いのかをまとめてみました。
うずラーの皆様必見です!
(引用元)http://uzuraya.shop-pro.jp/?pid=25213957
ヒナが生まれる卵とは?
可愛いヒナが誕生する瞬間に立ち会える!こんな感動ありませんよね。しかし、ただ単にうずらの卵を温めればヒナが生まれるわけではありません。
卵には、孵化する卵としない卵があります。卵には有精卵と無精卵という物があるって聞いたことがありますよね。普段、私たちがスーパーで購入しているうずらの卵は、ほぼ無精卵です。
(※「ほぼ」というのは、時々有精卵が混じっていることがあるため)
ヒナをかえすには、卵が有精卵である必要があります。では有精卵と無精卵の違いとは何でしょう?
(画像引用元)http://taspy.jp/23970
・有精卵とは、オスとメスを一緒にすることで産まれた卵。
・無精卵とは、メスだけから産まれた卵。
そう!なんと、オスがいなくてもメスは条件が整えば卵は生めるのです!凄いですねー!人間の女性にも排卵日がありますよね。その排卵日に、うずらのメスさんは卵を生んでしまうという感じですね。
有精卵も無精卵も卵の栄養的には変わりませんが、ヒナがかえるのは有精卵だけなのです。
という訳で、まずは有精卵を手に入れることからスタートしましょう。そして、有精卵を手に入れたら孵化にチャレンジする訳ですが、下記のような孵化を手助けしてくれる便利なアイテムをご存じでしょうか。
卵を一定の温度で人工的に温め続けてくれる機械なので、自分で孵化させることに不安な方は是非!
有精卵はどこで入手できるの?
ところで、有精卵はどこで販売されているのでしょうか?スーパーで販売されている卵などにも、時々有精卵が混じっていることがあるそうですが、そんな運に頼らず確実に手に入れたいのなら、ペットショップや、アマゾンなどのネット販売で有精卵を購入しましょう。
しかし、いくら有精卵を購入しても、一パック全てが孵化するとは限りません。どれだけの卵が孵化してくれるのかも楽しみの一つかもしれませんね^^
(画像引用元)https://goo.gl/uU8bpE
有精卵を購入する前に!!
うずらの孵化する瞬間はとても感動的ですし、生まれたヒナもとっても可愛いですよね。なにより、一所懸命に育てた卵が無事かえってくれたら嬉しさでいっぱいになります。しかし、当たり前ですが、生まれたら育てなければいけません。
うずらを飼育するうえでの環境はきちんと整っていますか?鳥なのでもちろん、あちこちにフンをしますし、けっこうケンカっぱやいので、多頭飼いなどしていると、激しいケンカをすることがよくあります。
また、逃げ足も早く、割と飛ぶことも出来るので捕まえるのも一苦労です。なんと言っても一番大変なのは、声です。皆さんは、うずらのオスの鳴き声はご存じでしょうか。実はニワトリなみに大声で叫ぶことが多々あります。
「そうです。私の声は大きいのです。」
(画像引用元)https://pepy.jp/25206
うずらはさほど大きくならないので飼いやすいと思っている方もいるかもしれませんが、早朝からのけたたましい鳴き声で近所迷惑になるかもしれないことは頭に入れておきましょう。
可能ならば、ペットショップなどで一度うずらの鳴き声を聞きに行かれることをお勧めします。卵を孵化させる事はとても素敵なことですが、孵化させることがゴールではありません。
それから数年間生きることを考え、きちんと飼ってあげられるかどうか十分考えた上で有精卵をご購入下さいね。
まとめ
ヒナから育てるのも良いですが、卵から育てると、いっそう可愛さが増すかもしれませんね。なんと言っても、どんな子が生まれてくるのだろうというドキドキわくわく感と感動の一瞬は、孵化をしなければ味わえません。
どうか元気なうずらちゃんが生まれてきますように!
そして、環境が整い、孵化をさせると決めたら、先ほどもご紹介した 人工的に卵を温めてくれるうずらの有精卵・小型自動孵卵器・餌 3点セット などの力を借りて孵化にチャレンジしてみるのも安全で良いかもしれませんね。