うずらを孵化させる機械をご紹介!転卵装置は自作出来る?
2018/03/05
うずらを孵化させる時、自作の孵化器で孵化に挑戦する人もいれば、孵化専用の機械を購入する人もいますよね。通常、自作の孵化器では転卵作業が大変になりますが、なんと転卵装置を自作してしまう人もいるとのこと!
今回は、入卵すれば自動で卵を温めてくれる便利な機械、自動孵化器のご紹介と、自作の転卵装置について書かせて頂きました。孵化のご参考になれば幸いです。
画像引用元:https://goo.gl/mLGKpv
うずらの卵を自動孵化の機械とは?
孵化器(孵卵器)とは、インキュベーターとも呼ばれており、主に鳥や爬虫類、魚などの卵を人工孵化させる装置のことを指します。孵化に最も必要なのは温度管理であり、適温より低くても高くても孵化率は下がります。
孵化に失敗したほとんどの理由が温度管理ミスによるものだと言われており、自作の孵化器ではかなりの慎重さが求められます。自動孵化器とは、温度管理全般を機械が行ってくれるというもので、一度温度設定をすればその温度で温め続けてくれるのです。
自動孵化器には、一般家庭で使われる小型の物と、業務用として使用される大型の物があり、違いは一度に入卵できる卵の数です。下記の画像は一度に840個もの鶏の卵が孵化できるという大型孵化器。ちなみにお値段589,000円。
画像引用元:https://goo.gl/maHSuQ
他の記事でも触れましたが、有精卵って意外と売り切れが多いんです^^;それに自作の転卵装置だと「作るのが苦手!」というヒトもいらっしゃると思います。
「うずらの卵を孵化 → 飼育(その後)」を考えているなら、有精卵と孵化器の両方が付いているキットを用意しておくのも自由研究っぽくてなんか楽しいと思います。沢山ある孵化器の中で私のオススメを紹介している記事はこちらです。
うずらの自動孵化器の機能・役割って何?
それでは、自動孵化器の主な機能をご紹介します。
①保温機能
孵化に最も大切な温度調節を自動で行ってくれる機能です。
②自動転卵機能
転卵作業を自動で行ってくれる機能です。機械によって転卵回数は違いますが、1時間~4時間に1回の間隔で転卵します。
③保湿機能
主に大型ふ卵器にある機能で、孵化に最適な湿度を保ってくれるというものです。
(小型の物でも、孵化器内の水が少なくなってくると警告ブザーでお知らせしてくれるような機能を持つ孵化器はあります。)
要は保温、保湿、転卵の3つの工程を自動で行ってくれるということですね☆
うずらの自動転卵装置を気合で自作するには!?
自動孵化器はを買わずになんとか、孵化を自分で行いたい!だけど、転卵だけは時間がなくて出来ない!などの理由から自動転卵装置を作ってしまう人もいるようです。
使う材料などは転卵装置によって違いまして、本格的に機械!という感じのものから、下記の画像のように、焼き網や竹串など日用品を使用して作ったものまで様々です^^
下記の転卵装置の材料や作り方については、「ブログ・うずらの話」さんに詳しく書かれているので、転卵装置を作ってみたい方は参考になさってみてはいかがでしょうか?
画像引用元:https://goo.gl/4A2aVP
また、自作転卵装置の動画を載せている人なども沢山いるので、動いている様子が見たい時はユーチューブなどで検索してみて下さい^^孵化器や自動転卵装置を自作するのは、工作の授業のようで何だか楽しそうですが、もちろんそう簡単に出来るわけではありませんよね。
まとめ
ということで、最後にこの記事のポイントのまとめです☆
1.孵化に失敗したほとんどの理由が温度管理ミスによるものだった!!
2.最近の自動孵化器には保温、保湿、転卵3つの機能搭載!!
3.自動転卵装置は自作もできる!!
転卵装置を自作するって凄いですよね。孵化器や転卵装置などを手作りした時、材料によっては自動孵化器を購入するより高価になる場合もあるようですが、作る側からすると値段ではないのでしょうね。
「自分で作った」という満足感は、作らないと絶対に味わえませんから^^自作派の貴方も自動派の貴方もどうか孵化が成功しますように!
自作を難しく感じる場合は、先にふれたようにお得で便利なキットがあることも知識として知っておいたほうがよいでしょう。関連記事はこちらです。