うずらの卵 孵化したらその後はどうしたら良いの?
2018/08/08
17日間の長い卵生活に終止符を打ち、見事に殻を割って出てきたヒナさん^^やっと会えた可愛いうずらのヒナに飼い主さんも感無量ですね!後は大事に大事に育てて行かなければなりません。
今回は、孵化した直後のヒナの管理の仕方、注意点などをまとめてみました。その後のヒナの成長の様子なども 大まかに書かせて頂きましたので、宜しければぜひご覧下さい!
孵化した直後のヒナの管理3つのポイント!
画像引用元:https://goo.gl/yRggHa
うずらの孵化後は、以下のことに注意しましょう!
①孵化直後は触らない
・孵化直後は体が濡れているため、体が乾くまでの1~2時間の間は基本、孵化器の中で加温しながら待つこと。ケースバイケース、もちろん孵化器の中が一番良いですが、他の卵が壊れてしまうなどの心配な方は37℃の保育器を生まれる直前に用意しておくのもありです。
・孵化直後は体温が奪われやすくなっているため、絶対に冷やさないように37℃を保って下さい。
②羽が乾いたら保育器に移す
・他の卵を蹴って割ってしまわないように、ヒナを水槽などの保育器に移動させます。
・この時期のヒナの死亡原因は、冷えによるものが多いと言われます。保育器内は35~37℃を保つようにしましょう(保温電球などで調節して下さい)
③餌と水を用意する
・うずらのヒナは生まれたその日に自分で水を飲み、エサを食べるようになります。
・水入れが大きすぎるとヒナが中に入り羽を濡らしてしまう恐れがあるため、小鳥タンクを使用する方も多いようです。
・小鳥タンクの中に小石やビー玉などを入れておくと、ヒナが水に入ることを防いでくれますよ。
・エサ入れは、ペットボトルの蓋を利用している方が多いようです。
・エサは、うずらのヒナ用のエサを与えて下さい。
孵化した後→うずらのヒナの成長度で気をつけること!
孵化をしてから生後1ヶ月までのヒナの成長と注意点は以下の通りです。
生後0~7日
・まだ自分で保温することが上手に出来ないため、温度には十分気を付けてあげましょう。
・保育器の温度を35℃~37℃に設定して下さい
・生後1週間を過ぎると大人の羽が生えてきます。
・1週間を過ぎた頃から保育器(ゲージ)の中の温度調節しながら少しづつ下げていきましょう。
生後2週間~1ヶ月
・羽が生え揃ってきます。
・生後10日を過ぎたあたりから飛べるようになる子も出てくるので、脱走に注意して下さい。
・外気温や個体差などにより、羽が生え揃うには生後2週間~1ヶ月ほどかかります。
・生後1ヶ月までは温度が25℃~30℃くらいになるように調節して下さい。
・季節にもよりますが、羽が生え揃えば保温をする必要もなくなります。
・生後1ヶ月を過ぎると、保温の必要がなくなり、今までの飼育スペースも手狭になることから、うずらをケージに移す方も多いようです。
うずらの多頭飼いは要注意
うずらを多頭飼いする際は、同じ種類、同じ日に生まれたヒナである必要があります。種類や月齢により うずらの大きさが異なることで、大きなうずらが小さなうずらをいじめる可能性が高くなるためです。
最悪の場合殺されてしまう事もあるため、必ず 同じ月齢、同じ種類にして下さい。
画像引用元:https://goo.gl/rNAkbW
ウズライフの準備はできていますか?すでにうずら孵化キットを用意している方はうずらの成長、今からとっても楽しみでワクワクしますね!
まとめ
ということで、最後にこの記事のポイントだけをまとめてみました☆
1.孵化した後はカラダが乾くまで37度の孵化器又は同じ環境の保育器で1~2時間待つ。
2.雛が生まれて、水を飲む時に羽が濡れて冷えないように注意する(小石、ビー玉など)。
3.羽が生えるまでは保育器(ゲージ)の環境を37℃になるようにキープする。
4.生後2週間~はが外気温、成長度、雛の様子を見ながら温度が25℃~30℃くらいにキープ。
5.1ヶ月過ぎは保温必要なし。ゲージに移しても問題なし。
うずらが孵化するまでも大変ですが、孵化してからも気が抜けないですね。孵化して暫くの間は、ヒナを触りたい気持ちをおさえて、とにかく保温に徹しましょう!温度管理をしっかり行い、元気な子に育てて下さいね^^
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