うずらの有精卵を見分ける方法はある?
2018/04/09
有精卵を購入したとしても、実は無精卵だったということがありますよね。
有精卵の定義とは、[メス100羽に対してオス5羽以上を放し飼いして、自然交配が可能な環境で産んだ卵]だそうです。
しかし、交尾をしても100%受精に至るとは限らないことから、無精卵が混じるのです。
生き物なので仕方がない事とはいえ、有精卵と無精卵を見分ける方法などがあれば、確実に有精卵だけを温めることが出来て嬉しいですよね。
果たして、有精卵と無精卵を見分ける方法はあるのでしょうか。
ちまたの噂なども含めてまとめてみました。
(画像引用元)https://goo.gl/fNr7HB
有精卵と無精卵の違い
有精卵と無精卵の決定的な違いは、ヒナが孵るかどうかという事です。
有精卵とは受精した卵。つまりオスとメスの間から出来た卵です。
無精卵とは、メスだけで作られる受精前の卵です。
http://www.tokaiyuki.jp/03-takatsuka-hukajyou.html
何となく、有精卵の方が栄養価が高そうな気がしますが、有精卵と無精卵は、栄養価も味も変わりません。
違いは、卵を温めることによって孵化するか腐ってしまうかということだけですね。
ちなみに鶏の有精卵(受精卵)は、インフルエンザワクチンの予防薬を作るためにも役立てられています。(成長した胚がウイルスの増殖効率に良いという理由から)
そんな命の源とも言える有精卵も、きちんと温めてあげなければ孵化しませんよね。
でも、孵化ってどうしたら良いのか分からないという方は、こちらのような人工的に卵を温めてくれる機械がお勧めですよ。
一定の温度で卵を温めてくれるので、安心です!
見た目で見分けることは可能?
さて、味も栄養価も変わらない有精卵と無精卵ですが、見分けることは可能なのでしょうか?
(画像引用元)http://heaaart.com/post/32249
答えは、残念ながら卵を割らなければ分かりません。
下の画像は、鶏の有精卵を割ったものなのですが、真ん中に白い点がありますよね。
この白い点は、胚と呼ばれるものでして、これが成長していくことによってヒナが生まれます。
無精卵にも胚はありますが、有精卵ほど白い点は大きくはないと言われています。
また、割らずに見分ける方法としては、「検卵」があります。
検卵とは、卵に光をあてることにより中身を透視することです。
卵を温めて10日ほど経過すると有精卵は血管などが出来てくるため、有精卵と無精卵の判別が出来るようになるわけです。
ちまたで噂の有精卵の判別方法
有精卵を見分ける方法として、「白っぽい卵は、有精卵である可能性が高い」という説をネットでよく見かけます。
その理由は「養鶉場に入ったばかりの若いメスが生んだ可能性があるから」とのこと。
なるほどー!
また「有精卵は丸みがあって大きい」という説もあります。
つまり、白っぽい、丸くて大きな卵は有精卵である可能性が高いということでしょうか?
しかし、「小さい卵の方が有精卵の可能性が高い」という説もあり、難しいところです。
http://nonpapa-100000yen.seesaa.net/article/126931...
結局は、購入した有精卵を「有精卵だ」と信じて孵化させてみるしかなさそうですね(笑)
「でも、孵化って難しそう!」 「温度管理がちゃんと出来るか不安!」という方は、先ほどご紹介したうずらの有精卵・小型自動孵卵器・餌 3点セットを使ってみるのも安全で良いかもしれませんね。
まとめ
有精卵と無精卵、もっと区別しやすい見た目をしていれば有り難かったですねぇ。
そのうちに、一目で判別できる有精卵なども出てくるのでしょうか。
でも、「有精卵かな?」「無精卵かな?」とドキドキしながら卵を温める時間も含めて、卵から育てる楽しさがあるのかもしれませんね。