うずらの飼育方法や注意点 ヒナの時期から成鳥時まで
2018/03/05
どんな生き物でも、飼育の際には注意点がありますよね。
うずらを飼育する際には、どんな事に注意すれば良いのでしょうか?
今回は、うずらの特徴や飼育の注意点についてまとめてみました。
うずらのヒナを孵化させた方も、ペットショップで購入された方も宜しければ是非ご覧下さい。
(画像引用元)https://goo.gl/VjJLrn
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うずらの特徴
臆病
音にとても敏感で、反応して鳴くことがあります。また、犬や猫などの存在もストレスが溜まる可能性があります。
人に慣れるまでに時間を要しますが、エサを手渡しで与えることを根気よく続ければ懐いてくれるようです。
雄叫びをあげる
うずらを飼う上で特に問題視されるのが、鳴き声ではないでしょうか。
オスのうずらは、鶏のように連続して雄叫びをあげるため、どうやら集合住宅では飼い辛いようです。
気が荒い
うずらは気が荒く、よくケンカをします。特にオス同士は死ぬまでケンカをすることもあるため、多頭飼いには向きません。
オスの雄叫びを抑制する手段の一つとして、メスを一緒に飼うことも有効だとされますが、オスがメスをいじめることも多いため、ペアでの飼育も不向きとされます。もし、メスを入れる場合は、メスは一匹ではなく何匹か入れることが望ましいようです。その場合も、いじめには注意が必要です。
以上のように、うずらは[飼いやすいペット]とは言えませんが、それでも飼いたい。そして出来れば孵化させたいと思う方は、自動孵化器の使用をお勧めします。
こちらの自動孵化器は、温度管理はもちろん、大変な転卵作業も機械で自動で行ってくれるため孵化率がとても上がりますよ。
ヒナの間の注意点
・ヒナの間は温度管理に最も注意が必要です。生後一ヶ月までは水槽などの保育器で温度調節を行って下さい。(羽が生え揃うまでは30℃以上に設定すること)
・エサ入れはペットボトルの蓋が最適です。うずらのヒナ用のエサを与えて下さい。
水入れは小鳥タンクを使用すると安心です。ペットボトルの蓋を水入れとして使う人もいますが、その場合、ヒナが水をひっくり返したり、中で溺れたりするのを防ぐため、蓋の中にビー玉やスポンジなどを入れる工夫をしましょう。
・床がツルツルしていると足を滑らせて骨折する事があります。床にシートなどを敷して下さい。
・うずらは飛べます。ヒナも生後10日も経てば飛ぶ真似事は出来るため、発砲スチロールなど、蓋の無い浅い保育器で飼育する際は、脱走に注意して下さい。
(画像引用元)https://goo.gl/nd9P3f
うずらの飼育の注意点
・うずらはジャンプ力が凄いため、低い天井や堅い天井のケージは頭をぶつけて怪我をする恐れがあるためNGです。
・鳥かごで飼育する場合は、うずらが床を歩きやすいように下の金網を外します。代わりに滑らない材質の物を床に敷きましょう。
うずらは体が大きいため鳥用ではなくウサギ用のケージで飼育している人も多いようです。
・臆病なうずらには隠れ家が必ず必要です。小動物用のハウスや、フリースを切った物などを隠れ家として利用している人が多いようですね。
・先述の通り、うずらは多頭飼いに向きませんが、もし多頭飼いする場合は、同じ月齢、同じ種類のうずらにして下さい。種類や月齢が異なる事により体格の大きい方が小さい方をいじめる可能性が高くなるからです。
うずらを飼育する際の注意点をよく理解した上で、孵化をさせたいと思ったら、オススメの自動孵化器もあるので参考にしてみてくださいね☆
(画像引用元)https://goo.gl/BMZ9W5
まとめ
ということで、最後にこの記事のポイントのまとめです☆
1.うずらは意外と鳴く!ストレスに気を使ってあげよう!!
2.多頭飼い注意!!複数飼いをする場合は同じ月齢、同じ種類!
3.ヒナは寒さに弱いので温度管理は特に気をつける!!
4.うずらは臆病!隠れ家を上手く作ってあげましょう!!
うずらは決して簡単に飼える部類の鳥ではありません。特に鳴き声の気になる集合住宅にお住いの方には不向きと言えます。
見た目によらずとてもケンカっぱやいし、フンも沢山するので掃除も大変です。
それでも、一所懸命お世話すれば、時間はかかりますが懐いてくれます。
決して良いことばかりではありませんが、それは、どんなペットを飼う時も同じです。
せっかく縁あって出逢った子です。「貴方に飼われて良かった」と思ってもらえる飼い方をしてあげて下さいね。